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和装じゃなきゃだめ?出雲大社結婚式の衣装について

出雲大社で結婚式される花嫁の衣装といえば、白無垢に綿帽子のイメージを持たれる方が多い様です。

三三九度

神殿の中はもちろん畳敷ですし、式の進行をされる方々も当然斎主さん・巫女さんとなるため、新郎新婦が正装するなら和装でないと許されないような気がしてしまいますよね。

しかし、実際出雲大社の方に伺ってみると、なんと「和装でも洋装でもOK」なんだそう。
洋装というのもウェディングドレスに限らず、スーツやワンピースなどのフォーマルな洋服でも問題ないようです。
意外と衣装の自由度が高いのですね。

実際、ウェディングドレスで挙式される花嫁さんもいらっしゃいます。
または衣装は和装でも、髪型は洋髪にしたい!という花嫁さんも。
人生に一度の結婚式、自分らしさやこだわりを持って自由に演出できると嬉しいですね。

とはいえ、やはり神前式で人気が高いのは和装スタイル。
白無垢、色打掛、本振袖とバリエーションも色々ありますが、挙式の衣装としては白無垢が選ばれるケースが比較的多いようです。
その後、披露宴では鮮やかな色打掛や振袖に着替えて、ゲストの目を楽しませてくれるのも定番ですね。

和装の新郎新婦

ところで、白無垢から色打掛へとお色直しされる場合、ほんの5分足らずで着替えが完了するってご存知でしたか?
あまりにも一瞬でガラリと印象が変わるので、まるで舞台上での早着替えを見ているかのように感じることもありますが、仕掛けはとっても簡単。

「白無垢」は打掛の一種なので、中に着用する着物は「白無垢」でも「色打掛」でも同じなんです。
一番最後に羽織るものを変えるだけで着替えが終わるため、挙式が終わった直後の白無垢の花嫁さんが、披露宴会場入り口でのお出迎えではいつの間にか色打掛に着替えている、なんてこともよくあります。

時代の移り変わりと共に、結婚式のスタイルも様々になってきました。
「こうでなきゃだめ」という型にはまることなく、衣装も、ヘアスタイルも、”自分たちらしさ”を出したい!というカップルも増えてきています。

出雲大社結婚式