出雲大社結婚式・感動の名シーン!
神聖で厳かな雰囲気に包まれる、出雲大社での結婚式。
新郎新婦様にとっても、一生忘れられない一日となることでしょう。
そんな出雲大社挙式の中でも、新郎・新婦・列席者の全員が思わずウルっとなってしまう、感動のクライマックスシーンをご紹介します。
(出雲大社・北島国造館での挙式の場合)
まずは「花嫁行列」からスタート。雅楽が演奏される中、斎主・巫女に先導されつつ、列席者全員が御本殿まで進みます。
御本殿の中へ入ると、新郎側の親族は向かって右手に、新婦側の親族は向かって左手に、それぞれ分かれて椅子に腰掛けます。
一同起立し、斎主による清めのお祓いを受けたあとは、祝詞奏上(のりとそうじょう)。
伝統的な三三九度の盃を交わし、指輪の交換へと進みます。
そして、玉串拝礼。
とここで、新郎新婦が一度着席するのですが。
新婦は巫女さんに導かれ、先ほどまで座っていた新婦側の席に二度と戻ることはなく、
代わりに新郎の隣に最初から空けてあった席に座るのです。
新婦が神の前で正式に、新郎側の家の人間になったことを示す感動シーンです。
新郎さんにとっては、ああ、ついに彼女は僕の奥さんになったんだなぁと身が引き締まる思いに包まれることでしょう。
新婦さんにとっては、ああ、私ついに彼の名字を名乗ることになったのねぇという感動がこみ上げるでしょう。
新婦さんのご両親にとっては、ああ、ついに自分たちの娘はよその家の人間になってしまうのか・・・という一抹の寂しさが感じられるかもしれません。
列席者それぞれの立場で、それぞれの胸がジーンと熱くなるに違いありません。
このシーンは何度見ても感動的なもの。
皆さんの心にきっと深く刻まれる名場面となることでしょう。