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結婚式列席者しか通れない!神楽殿・地下通路のヒミツ

出雲大社にまつわる豆知識シリーズ、今回は。

神楽殿での結婚式に列席された方だけが通れる、「秘密の地下通路」について。

地元の方でさえ、「え?地下通路ってなに?」と言われる方が多いくらい、知る人ぞ知る存在なんです。

出雲大社神楽殿

なぜそんなに知られていないかと言いますと、結婚式に当事者として参加、または親族として列席された場合にしか、通ることができない道だからです。

神楽殿の隣には別棟の控え室があり、新郎新婦、列席者共に式が始まるまでそちらで待機します。
いざ神殿へ移動、となると、地下へと続く階段を降りて、神楽殿へと続く絨毯敷きの地下通路を通り抜けていきます。
花嫁さんにとっては、自分の生まれ育った家から夫となる人の家へと嫁いでいくという、明るい未来へのトンネルのように思えるかもしれませんね。

階段を昇れば、そこは式の執り行われる荘厳な神殿。
想像以上の広さと天井の高さに、思わず声をあげられる方も少なくないとか。

出雲大社神楽殿

一方、式には列席されず、神殿の外から式を見ようと訪れた皆さんからすれば、控え室のある建物に入っていったはずの方々が、気付くと神楽殿の中におられるという、まさに「瞬間移動」を見たかのような気持ちになるとか、ならないとか。

意外と知られていない出雲大社の地下通路、一度は通ってみたいですね。

出雲大社結婚式